〜Aiko's Journey〜 ヨーロッパ編

〜Aiko's Journey〜 ヨーロッパ編

Writer by Aiko Imai
(Yoga teacher)

今回の旅でどうしても体験したかったことの一つに、"英語以外の外国語でヨガを受けること"がありました。

今までアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの英語圏はもちろんのこと、香港、マレーシア、シンガポール、バリなどでもヨガを受けてきましたが、どこも全て英語でした。

アジアなどは現地の人よりも、外国人の方ががヨガを受ける人が多いのもあって、レッスンもホームページも英語だったりします。

私は英語を流暢に話せる訳ではないですが、ヨガ英語ならかろうじて理解できます。でも英語以外の外国語はさっぱりわかりません。
わからない中で受けてみたらどんな感覚なのか体験してみたいのには、実は理由があります。

今回の旅で私はイスラエルへ行く予定でした。
イスラエルに住む友人を訪ねて。
初めてのイスラエルに心を躍らせていたのですが、皆さんもご存知のように戦争が始まってしまい途中で断念しました。
実はそのイスラエルに住む友人は、もともと私のヨガを受けに来てくれていた生徒さんなんです。
彼女はイスラエル人で、日本語は全く話せません。もちろん私のレッスンは英語でもなく日本語で行うので、彼女は全く理解できないはずです。それにもかかわらず、私のレッスンが好きだといって日本に滞在している数ヶ月の間通ってくれたのです。

そんなにも気に入ってくれたことは、感動であると同時に驚きでもありました。言葉がわからない中で受けてみて、どう感じて、どんなふうに気に入ってくれたのか、実際に自分も体験してみたくてしかたなくなりました。

アメリカ最後の街ニューヨークのあと、私はパリにいきました。
フランス語でヨガってどんなだろうかと思ってワクワクドキドキしていたのですが、フランス人の皆さんめちゃくちゃ英語が堪能です。
私が外国人だとわかると、半分以上英語を織り交ぜてレッスンをしてくれました。
嬉しいやら、ちょっとがっかりやら複雑でした笑

そしてパリから今度はスペインへ。
海沿いのグルメな街サンセバスティヤンでもヨガを受けてみました。スペインのヨガスタジオはどこもおしゃれです。
今度こそ完全スペイン語のみのレッスンを受けることができました。
もちろんさっぱりわからず、周りの人の動きをキョロキョロみながらの75分でした。

スペインの次はイタリアのミラノへ。

ここでも完全イタリア語オンリーでのレッスンを受けてきました。

三ヶ国語で受けてみて思ったのは、なんとなく受けることはできるってこと!

もちろん先生の話す細かな内容が理解できないので、そういう面では勿体無いし意味もないのかもしれません。でもきっと先生の話す声とかテンポとか、クラス全体の雰囲気とかそこが自分にしっくりきたらそれで心地いいのかもしれません。私の友人はきっとそういうところを気に入ってくれたんだと思います。
そして全ての言語に共通するのは、息を吸って、息を吐いてのヨガで大事な単語が、とても似通っていることです。
この二つの言葉がわかれば俄然動きやすくなります。あとはポーズの名前も万国共通なのでわかりやすいです。

とはいえ、海外でヨガ受けるのってなかなかハードルが高いですよね。
でも少しでも受けてみたい気持ちがあったらぜひチャレンジしてみてください。
勇気を出して一歩ふみだしてみたら、あとはどこも同じです。ヨガマットの上は年齢も性別も人種だって関係ないのだから♡

inhale(英語)
→ inhaler(フランス語)
→ inhalar(スペイン語)
→ inalare(イタリア語)

exhale(英語)
→ expirer(フランス語)
→ exhalar(スペイン語)
→ espirare(イタリア語)

補足:言葉がわからないときはスタジオの真ん中にマットを敷くことをおすすめします。先生は1番前にいるとも限らないし、自分が1番後ろになってしまうと、横向きや下向きになった時に他の人の動きが見えないから。参考にしてみてくださいね。

⭐︎be yoga (フランス,パリ)
和香さんと私の母校と同じ名前で、思わずテンションが上がってしまいました笑

⭐︎802yogastudio (スペイン,サンセバスティヤン)
売っている洋服や雑貨もおしゃれで素敵なヨガスタジオでした。

⭐︎milano yoga space (イタリア,ミラノ)
大きな窓があって開放感のある気持ちいいスタジオでした。

 

今井愛子

Aiko Imai

神戸市出身

ヨガインストラクター

ISHTA YOGA RYT500

 

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