Aiko's journey〜あぁ憧れのアーユルヴェーダ〜
Writer by Aiko Imai(Yoga teacher) 予定外のスリランカへ降り立った私。 もちろん知り合いもいませんし、どこへ行くかもノープラン。 スリランカといって私が気になることはカレーとアーユルヴェーダの2つのみです。 スリランカカレーは日本でも習いに行くほど好きです。 これはきっとすぐに叶うはずなのでよしとして・・・・ さて、アーユルヴェーダはどうしよう。 アーユルヴェーダはインド発祥の伝統医学です。スリランカにもインドと同じくらい本格的な施設が多くあります。 個人の体質に合わせた食事を摂り、トリートメントを受けながら長期滞在して心身の健康を取り戻します。 アーユルヴェーダはヨガにとって兄弟みたいなもので切っても切り離せない存在でもあります。 おそらくヨガしている人の多くが憧れるであろう本場でのアーユルヴェーダ体験。 私自身も日々の生活の中で色々と取り入れながら実践したりして細々と学び続けています。 知れば知るほど面白く、奥が深いアーユルヴェーダ。 せっかく来たんだからそこは絶対はずせません。 しかし、いざ予約してみようとお目当ての施設に問い合わせたら希望の日程はすでに満室でした。 他の施設も思っていたより混んでいて、なかなかスムーズにいきません。 そこに加えてもう一点、懸念すべきがそのお値段です。 治療を受けて滞在するには、最低でも1週間から10日間、理想は2週間から1ヶ月が望ましいとされています。 短い滞在はできない施設がほとんどです。 1泊の宿泊料金は日本円でだいたい2〜3万円。 仮に10日間滞在するとしたら20〜30万円程かかります。 うーーーーーーーーーーーん。。。。。 3食とトリートメントなどが含まれているので決して高いお値段ではないのかもしれません。 しかし忘れてはいけないのは、私は世界一周の途中だということ。 できるだけ節約している旅のなかでこれは清水の舞台どころの騒ぎではありません。 アーユルヴェーダの施設にはいつか行きたかったので必要経費であり、決して無駄使いではないはず。しかしどこか自分の中で腑に落ちないのです。 その理由は何かととことん考えてみたら、まさかの答えに辿り着きました。 それは、今とてつもなく体調が良いということ。 私がアーユルヴェーダに興味を持って実践していたのも、施設に滞在してみたかったのも全て体調が悪かったからです。 これまで、生まれ持ったアレルギーに常に悩まされてきました。 生活や食事に目一杯気をつけてもなかなか安定しません。...