シンガポールからマレーシアへ
〜Aiko's Journey〜

シンガポールからマレーシアへ〜Aiko's Journey〜

Writer by Aiko Imai
(Yoga teacher)

旅のスタートは、7月の中旬からシンガポールとマレーシアへ行き東京を経て再び7月31日に日本を出発しました。9月中旬まではアメリカ各地を転々とする予定です。

1年に2回は海外旅行へ行っていたのはコロナの前のこと。

英語も、海外旅行に必要なものも、大好きな海外の空港の匂いもほとんど忘れていました。

 

 

最初に降り立ったのはシンガポール。

ヨガの先輩のご自宅にお邪魔させていただきました。

 

 

久しぶりの海外一人旅です。再び旅を始めるにあたり、

知っている人がいること、日本語を話せること、英語圏であること、治安がいいこと、清潔なこと…

これほどリハビリに適した所はなかったと思います。

 

 

聞いてはいたけれど物価の高さにはびっくりしました。シンガポールの初任給の高さや、家賃の高さにも。

初任給はなんと60万円だそうです。。

日本という小さな国の基準にがちがちになっている自分を、徐々に大きな視野へとアジャストしていくような感覚でした。

日本なら、こうなのに。日本より〇〇。

どうしても出てきてしまう日本というワード。何かにつけて比べる自分がいました。

そんな自分に気付けたのも外に出たからこそですが、旅を続けていくうちになくなっていくかなと思いつつ、次の国マレーシアへ。

 

 

シンガポールからマレーシアまでは、ちょうど東京と名古屋までくらいの距離です。そんなに近いのに、街中の雰囲気はガラッと変わります。

恥ずかしながら、マレーシアがあれほどまでに多民族で多宗教とは知りませんでした。

 

 

マレー系、中国系、インド系、その他。

街にいても、電車に乗っていても、いろいろな人がいるのでもはや自分がどこにいるのかわからなくなるようでした。

街の色も色々で、中国にいるかと思ったらインドにいる、インドにいるかと思ったらまた別の国にいる。

マレーシアだけで、何か国も旅しているようでお得です(笑)

 

そしてそんな中に身を置いてみて思ったこと。

たくさんの人種がいるので肌の色は様々です。

たくさんの民族がいるので、服装も様々です。

ヒジャブを付けている人も多くいるし、タンクトップの人もいるし、厚手のタートルネックのセーターを着ている人もいます。

日本のように流行りがあるのかはわかりませんが、みんなそれぞれがそれぞれのお洒落を楽しんでいるようでした。

全身アニメづくしなひともいるし、フリフリな人もいる。

大阪のおばちゃんみたいに全身アニマルの人もいる。

とにかくみんなが違うんです。

肌の色、背格好、話す言葉、ファッション、何一つ似ていないからもはや比べるという感覚すらわいてきません。

みんながみんな自分らしく自分を楽しんでいるように私の目にはうつりました。

 

 

日本にいるとどうしてもみんな似ているから比べ安いですよね。

「くらべて生きると翼は消える。」

これはいつかのANAの広告。

人と比べることで自分らしさの翼を失って飛べなくなる。

大好きなキャッチコピーです。

違うことこそ素晴らしいです。自分のまま自分の好きなもの、好きなこと堂々と楽しみましょう。

そんなわけで、勇気をもらった私はマレーシアから次の場所へと向かいます。

 

 

 

Aiko Imai

神戸市出身

ヨガインストラクター

ISHTA YOGA RYT500

 

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