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Worthy of doing what you want! 〜Aiko's Journey〜

Worthy of doing what you want! 〜Aiko's Journey〜

Writer by Aiko Imai (Yoga teacher) 初めまして。今井愛子と申します。 都内で10年ヨガのインストラクターをしていました。 そしてすべての仕事を辞めて家も引き払って、今月から世界一周の旅にでました。 これから旅をしながら、見たこと感じたことをシェアしていきたいと思っています。 ぜひ一緒に旅をしているように楽しんでいただけたら嬉しいです。   今日はまずはどうして世界一周することにしたのかについて お話させていただきます。 私は40代半ばです。 世界一周なんて普通ならしようとしない世代です(笑) 私は結婚も出産も未経験だし、今のところしそうな気配もありません。 今の仕事も環境にも何の不満もないから転職や引っ越しをする予定もありません。 それでもずーーーーーっと何かを変えたくて仕方なかったのです。   特にこの3年間。コロナで制限されて窮屈に思えた時間は、自分と過ごす時間が増えました。   人と比べることは不要なことは、十分にわかっているつもりだったし、仕事でそれを伝える方の立場でもあったのですが…やはり周りと比べる自分がいました。 仕事で出世していったり、子供がもう成人したり、第2の人生を始めたり、そんな友人たちを横目に自分も人生を変えたい、自分も変わりたい、そう思う気持ちが強くなる一方でした。そのためには何をすべきなのか。   今となってはコロナで何もできなかったかのように言われる時間は しっかりと自分と向き合う良い時間になりました。 自分に問い続けてみてわかったのは 答えは外側でなく、すでに自分の中にあったこと。 それをちゃんと見て気づいて認められるまで、こんなに時間がかかりました。   『世界中を自分の足でまわって自分の目で見て感じたい。』 実は小学生からずーーーと思っていたんです。 だけど、そんなことできるわけない。 ちゃんと結婚して子供をうまないといけない。...
Hello!Worthy Friend , Aiko Imai.

Hello!Worthy Friend , Aiko Imai.

Weiter by Waka Nozawa 皆さんこんにちは!野沢和香です。日本は毎日激しく暑い日々ですが、元気にお過ごしょうか? 今日はWE'RTHYの新しい仲間とコンテンツのご紹介をさせてください!   WE'RTHYのこちらのサイトでは、プロダクトを見るだけでなく、皆さまの心と身体のWell-beingに役立つ情報をお届けできたらと思っているのですが、 今日はこのWE'RTHYに新しい仲間をご紹介させていただきます。   大好きなお友達であり、ヨガインストラクター仲間の今井愛子です!   なんと今年、全ての仕事を辞め、世界一周の旅に出るという決断をした彼女!というか、あれ、もう旅出てる。笑。 そんなすごく思い切ったかっこいい決断なんて、スーパー女子にしかできなくない?自分には関係なくない?と思ったそこのアナタ、愛ちゃんを自分とは違う自信満々な強め女子と思ったら、大間違い、笑、そんな事ないのですよ! もちろん芯の強さは素敵な女性なのですが、私達と同じ、迷いながらも人生をより良くよくしよう生きている等身大の仲間! 会って貰えば彼女の魅力がわかるのですが、とっても明るくて、謙虚で、いつも直向きで一生懸命。そして、時には迷いながらも自分らしく頑張っている人間味あふれる人、とってもチャーミングな女性なんです。   思えば、私と彼女の出会いは2009年(一昔前)私が初めて鎌倉の海で海ヨガとサーフィンのイベントを自主開催した時に、参加してくれたのが愛ちゃんでした。 初めての自主開催で私もドキドキしていたのですが、 その時、1人で参加してくれた彼女はもっとドキマギしながらもヨガにサーフィンに果敢に挑戦しながらも、一生懸命、思いきり楽しんでくれて、なんて素直でチャーミングな人なんだろう!と逆に彼女の笑顔に心をほぐしてもらったのをよく覚えています。 その時から十数年、すっかり500RYTの資格まで取って人気のヨガティーチャーになっている今も、ずっと変わらず謙虚な姿勢で、笑顔を忘れないチャーミングな彼女。   そんな彼女が世界一周に出るんだと話してくれた時、 ええ〜!そんな素敵な決断と道のり是非皆にもシェアして欲しい〜と前のめりでWE'RTHYで記事を書いてくれないか?とお願いしたら、快諾してくれて、なんと!この度、愛ちゃんの旅連載がスタートします!   ありがとう愛ちゃん! きっと旅に出るまでも色んな葛藤があったと思うし、旅先でもWorthyなStoryと沢山出会うのだと思います。   彼女のコンテンツを通して、世界のヨガ事情とともに皆様の心に届く何かが伝わればいいな〜♪と思っております。 WE'RTHYの構想として、前々から、年齢に関係なく夢を叶え続ける女性を応援したい、 そして心の奥から、人の役に立ちたい!と想っているWE'RTHYな仲間を応援したい!という想いがあったのですが、それを愛ちゃんが叶えてくれた第1号!感謝で一杯です。 関係ないけど、私も先日久しぶりに夏休みを取って、ハワイに行ってきました♪ やっぱり旅はいいですねぇ。 新しい文化の中に身を置くと、新しい考えや、新しい考えを選ぶ自分にも出会える。  ...
WE'RTHY STORIES Episode2:CHICO SHIGETA Part3

WE'RTHY STORIES Episode2:CHICO SHIGETA Part3

失敗も間違いもないすべてが経験とそれをできた自分に価値がある 25歳で単身フランスに渡り、セラピストとしてはゼロからスタートしたChicoさん。気がつけば数々のセレブリティや著名人から引っ張りだこというカリスマ美容コーチに、さらには世界中で愛されるSHIGETAブランドも展開……。そんな彼女が歩んできた輝ける道のりのなかでは、たくさんの壁や決断にも直面してきたはず。いま改めて振り返って、そんな場面で心がけていたことや、決断するときのヒントついて、もう少し深く聞いてみました。   全身で「YES!」って感じられるかどうか Chico「私は何かを決断するときは、直感というより、『しっくりくるか、腹落ちできているどうか』全身で『Yes!』って言えるかどうか、を大切な基準にしているの。ある時、マレーシア経済界のスーパービジネスウーマンだったお客様に、『何かを決断するときは、日本語で言う丹田に聞いてみるの。そこでYESって言わなかったら、その選択は違う!』って教わって、そんな左脳の優れた方のアドバイスはとても印象的だった。そこまで腹落ちして決断したことってやっぱり嘘がないからやり切れるんだよね。   失敗なんてない失敗したとしても「だから何?」 私たちってどうしても頭で考えすぎてしまって、それも過去に失敗したことばかりを思い起こして、『うまくいかなかったらどうしよう』って不安になりがち。でも、失敗したとしても『So what?(だから何?)』で、いつでも軌道修正すればいいだけ。失敗すること=人生の汚点ではまったくなくて、汚点どころか間違いなくその失敗も次の成功につながるもの。そう考えると何事も失敗なんてない、すべてが学びとなって、自分のデータとなって蓄積されていくものだと思うの」   自分らしさは人生のプラスに 頭で考えるより、自分の芯にある思いを道標に、太陽のように人々を明るく照らしているChicoさん。ご自身ではそんな自分のことをどう感じて、どんな風に人生にいかしているのだろう? Chico「自分の楽天家なところには、自分でもすごく救われていて。これまでの人生も、ここまで楽天的じゃなかったら絶対できなかったなって思えるくらい(笑)。いろんな場面で興味や好奇心だけで飛び込んでいったり、普通なら緊張して謙遜しちゃうような大物の方々に対しても、対等な感覚でどんどん突っ込んで質問していったり。でもそのおかげで長く関わっていける良い信頼関係が築けたりもして、その中でもらった人生の学びや豊かさを考えると、『この楽天家な性格はプラスにしか働いていない、これは絶対的な長所だな!』って思えるの。   得意なこと、好きなことをとことんをやればいい「自分らしさ」が一番の社会貢献になる 自分の気持ちや決断に自信を持って生きたいけれど、それでもやっぱり自分を見失ったり、「いま自分をWorthyって思うのが少し難しいな」って思うときは、きっと誰にでもあるはず。最後に、そんなときに大切にしたいヒントについて、Chicoさんに教えてもらいました。 Chico「辛いことが多いときでも、どんな些細なことでも、『良かったな、嬉しいな』って感じられる事って必ずあると思うの。感謝の気持ちって、それだけですごく心がほぐれてくるじゃない?それを経験できたことに感謝したり、そしてそれを経験できたのは今の自分だからこそなんだと気づいて認めてあげる事を少しずつ習慣にするといいと思う。その機会をもらえたこと自体に『ありがとうございます』って思って、さらには『その経験ができたこと自体、すごく価値あることだな』『私ってすごいじゃん!』って自然と思えてくると思うの。そんな風に、嬉しい出来事に思いを馳せて、素敵な経験を積み上げていく時間を持つといいのかなって。 もう一つは、得意なことを突き詰めてやっていくのもいいと思う。私もたくさんの人に助けてもらってLUCKをもらって、それをお返ししたいなって思うんだけど、一人ひとりにお返しすることはできないじゃない?でも、たとえば和香ちゃんが『Chicoさんはすごく明るくて太陽みたい!』って言ってくれたり、いろんな人から『Chicoさんは人を明るく楽しくさせる、そのままでいることが一番いいんだよ』って言ってもらえて、『あ、それならできる!』って思う(笑)。物でお返しするとか、何かをしてあげるとかじゃなくても、『活動する中で、そうやってみんなにお返ししていけばいいんだ、それならいくらでもできます!』ってすごく気持ちが前向きに、楽になれたのね。 それは私だけでなく誰でも同じ。得意なことや自分らしさをそのまま発揮することが一番周りの人のためにもなる事だと思う。時には自分のことを責めちゃったり、自分に価値がないと感じてしまう日も、きっとあるよね。でも、そんなときは一度立ち止まって『あ、私って、そのままでいいんだよね』って思い出すこと。1日の終わりに『あ~、今日はこんな素敵な経験ができたな、感謝だな、その経験ができた私ってすごく価値があるな』って思いながら眠ると自己愛を高めることにも繋がる。それだけでも充分だし、ありのままの自分でいいと立ち還ることを毎晩の習慣にしてもいい。 みんなが誰かの評価ではなくて、どんな自分も丁寧に認めて愛して、「自分らしさ」を大切に、自分の長所や得意なところをどんどん伸ばしていければいい。今回、大切に心に留めておきたい人生のヒントを沢山くれたChicoさん。こうしてハードスケジュールの中、沢山の素敵なお話をシェアしてくださったことにも感謝が溢れて、「ただ、ありのままでいいよ」って、陽だまりみたいに温かい気持ちをもらえたこと、それを受け取れる私も、そしてこれを見てくれる皆さん一人ひとりも、Worthy!   CHICO SHIGETA SHIGETA PARIS主宰、ホリスティックビューティーコンサルタント。 美しい肌と体を育むためには心身のバランスこそが不可欠と考え、長年フランスと日本でビューティーメソッドを探求。 その経験と実績をもとにバイタリティー・コーチング®を考案。 ソフィア・コッポラやイザベル・アジャーニといったセレブリティやアーティストのパーソナルコーチとして活動するほか、大手化粧品会社「ロレアル」や美容機器会社のコンサルティング及びブランドスポークスマンとしても活躍中。 『「リセットジュース」を始めよう~パリ美人のダイエット』(講談社)など著書も多数。 オーガニックの素晴らしさやホリスティックなライフスタイルが心身を健康へと導く近道、そのエッセンスを紹介するWebマガジン『Spring Step』 (https://springstep.jp/)の編集長も務める。 SHIGETA PARIS 公式HPhttps://shigetaparis.jp/
WE'RTHY STORIES Episode2:CHICO SHIGETA Part2

WE'RTHY STORIES Episode2:CHICO SHIGETA Part2

自己肯定感にアップダウンがあってもOK。ただ自分が「在る」ことの価値に立ち還ればいい   こんにちは! 野沢和香です。 そのひと本来の美しさを引き出す天性のセラピストであり、セルフケアやSelf Loveのエッセンスを日本で先駆者的に発信し続けている、SHIGETA CHICOさん。前回のインタビューでは、太陽みたいな明るさを携えて世界的に活躍するCHICOさんが、もともとは自己肯定感が低いところから始まったことにも驚きを隠せなかったけれど、そこからさまざまなステップを踏むなかで、どんなマインドセットに後押しされ、どんな実践を積み重ねてきたのだろう? Part2では、そんなCHICOさんの自分自身との向き合い方、これまでの道のりと今についてを伺いました。   「振り返る時間」がくれるもの CHICO「私も自己肯定感が低いところからいろんなフェーズを進んできたんだけど、今でも常に自分のことが大好きかって聞かれるとアップダウンがあって、でも『それでいい』と思っているの。自己肯定感が低いときも、まずはそんな自分に気づいてあげて、『I'm Worthy!』っていう意識に立ち還ることができればいいと思うから。私の場合、とくにブランドを立ち上げた後は忙しすぎて自分を振り返る余裕もなかったんだけど、あるとき年に1回、12月31日に1年を振り返る時間を持つことにしたの。1年分のアジェンダを振り返って、どんなビジネスや取り組みができたのか、一年を見つめ直してみたら、想像以上に『私すごいじゃない!こんなこともできた!』が沢山あった。もちろん、そういう機会をもらえたのは誰かのおかげだったとしても、今の自分だからこそそのチャンスをもらえた訳で『この経験自体がすごく価値がある、豊かさをもらっているな』と喜びや感謝を持てたとしたら、やはりそんな自分にも価値があると思えた。私たちって、つい前ばかり見てしまうけれど、振り返る時間もすごく大切。一瞬でも、今までの自分に在るもの・豊かさに視点を向けることができたならば、自己肯定感の低さや不足感から脱出できると思うから。」   自分へのダメ出しにストップ! 「その声は誰の声?」 CHICO「でもね、自分が成し遂げたdoingはたくさん認められても、being、つまり『Who am I? 私は誰?』っていう問いには、長い間ずっと答えられなかったの。そこで、自分の生い立ちや今の自分を書き出してみたの。『私は美容室で生まれ育って、5歳からマッサージを始めた人。30代までは馬車馬のように働いて、余暇はなくてもいいと思っていた人……』って、それが良い・悪いではなく、凄い・凄くないとかでもなく、そのまんまの私を客観的に見つめて『私という人間』が浮き彫りになった時、『ああ、私ってこういう人間か、それでいいんだ!』って、BEINGの価値を感じられたような気がする。 それでも時々、『まだ足りない……』って自分へのダメ出しやジャッジにはまって、そうなると負のスパイラルから抜け出せなくなっちゃう(苦笑)。でもそんなときこそ一度立ち止まって、その“不足感”や“ダメダメ思考”にストップをかけて、『なんでそう思っているんだろう?』ってその都度振り返るようにしたの。そこで気づいたのは、『ありのままの自分じゃダメ』っていうジャッジメントのほとんどは、自分の目じゃないってこと! 『誰かがそういう目で私を見ているかもしれない、こうしたらこう思われるんじゃないか』って人の目を気にする気持ち。例えば『母親だったらこう思うんじゃないか』とか、誰かの目を通した妄想でしかないことも多くて。そう気づいてからは、自分へのダメ出しが始まったら、『これは誰の声? それって誰が言ったの?』って自分に問いかけて、『あ、私じゃないな』って気づけるだけでもそのダメ出しやジャッジは消えて『being』の価値に意識を向けやすくなるなって感じるの」   モヤモヤしたらすぐに分析。 仕事も心も「棚卸し」でクリアになる がむしゃらに成果や成功を追い求めたり、「まだ足りない」と不足感から何かを求め続けたりってどこまで行っても終わりがなくて、doingばかりを追いかけ続けるのは苦しいばかり。それよりも大切なこと、誰もがただ、ここに在るだけで価値がある……そんなSelf Worthのエッセンスが自己肯定感を高めてくれたというCHICOさん。さらに40代になったときに経験した、もう一つの大きなブレイクスルーも忘れられないステップだったそう。 CHICO「私はずっと脇目も振らずがむしゃらに働いて、30代もあっという間に終わっちゃって、40歳になる誕生日に初めて、自分が背負ってきたリュックサックの重さに、はたと気がついたのね(笑)。ブランドを立ち上げてから何でも一人でこなしてきたんだけど、もう一人で抱え切れない、手放さないと回らない状況に追い込まれて苦しくなっちゃって。手放すのは怖かったけど、その時にも立ち止まって、『私は何をするのが一番好き? 私が最も得意なことは何?私にしかできない事は?』と自分の役割についてとことん考えて、誰かに頼んだほうがうまくいくことは役割分担しよう、って少しずつ手放すことを始めたら、すっごく楽になれたのね。 何かに行き詰まったとき、私はそうして現状をロジカルに分析して、自分の人生を『棚卸しする』ようにしているんだけど、それは心の面でも同じ。何かに対してモヤッとしたらすぐ、『今なんでモヤモヤしたんだろう?』って分析を始めるの。そこで掘り下げていくと、『あ、私はあの人にこう思われたいと思っていたのか』『自分はこういうことを期待していたのか』『誰かの期待に答える事は今自分がやらなくて良いことかもしれない』などと、たくさんの発見や気づきにも出会える。感情を挟まず冷静にモヤモヤを分析すると、『自分がやるべきことはコレ、逆にやらなくていいことはコレ』などと明確な答えに辿り着けて、そこには感情は伴わない。シンプルにやるべき事をやるだけ!そうするとモヤモヤは消えていくの。だからこそ、心がモヤッとしたらすぐ深掘りしてクリアにしていくことが、私はいつしか習慣になっているの」   自問自答を重ねて「ほんとうの自分」に還っていく。 そのプロセスこそが宝物 心の曇りを感じ取ったらすぐにクリアリング…そんな日常の習慣も、CHICOさんらしい晴れやかな明るさの秘密なのかも。しかし多くの場合、心のモヤモヤや違和感、不安や恐怖、ネガティブな気持ちを感じるとつい、「分かっていても、見るのが怖い」「できれば避けて通りたい」とスルーしたくなるものだ。たとえば「仕事を変えたい、でも辞めるのが怖くて一歩が踏み出せない」なんてことも、きっと多いはず…。そんなときはどうしたらいいか、CHICOさん流のヒントを伺ってみました。 CHICO「恐怖って正体がわらないから恐怖に感じるだけで、じっくり向き合って自分の想いや方向性がハッキリしたら、怖いと感じていたものも実は全然怖くないことに気付けるはず。そのモヤモヤを見るのが怖いときは、まず『なぜ見たくないのか』をさらに掘り下げるといい。見たくないって感じることにも必ず理由があるから、その理由を探求すると、『こんなはずじゃなかった、だから現実を見たくない』など色んな理由が見えてくると思うの。そこからさらに質問して、『じゃあ、何がどうだったら良かったの?』って逆の質問をしてみる。例えば『仕事を辞めたい』と思う人なら、今の仕事や環境に違和感や不満、やりきった感覚…などいろんな理由があるはず。その理由や本音をいったん並べてみて、『私の人生にとって何が大切?』を考えて、その時の自分にとって何にプライオリティーを置くかを選択すると、次の新しい道が始まっていく。その時は先が見えてないから迷うかもしれないけれど、一生懸命出した答えや選択に間違いなんてない!決断したら、絶対に本当の自分が望む方向に向かって進み始めるから安心していい」 自分の心に湧き上がる感情一つひとつにも真摯に向き合って、余計な重荷を見つけたら手放しながら、純粋に自分が望む人生を歩んでいく……。その丁寧な人生のプロセスは必ず唯一無二の「宝物」となって、いつか自分を力強く助けてくれる。どんな選択にも、どんなプロセスにも間違いはないって教えてくれたCHICOさんの言葉には、たくさんの知恵と勇気をもらえる!   CHICO SHIGETA SHIGETA...
WE'RTHY STORIES Episode2:CHICO SHIGETA Part1

WE'RTHY STORIES Episode2:CHICO SHIGETA Part1

「自分を抱きしめてあげること」がもたらしてくれるものとは こんにちは! 野沢和香です。WE'RTHYを通して伝えたいメッセージ、それは「1人1人が“WORTHY“そのもの」であるということ。では、WE'RTHY STORIESでは自分自身を愛し、充実した人生を楽しんでいる方々のライフストーリーを伺い、より自分を大切にするヒントを学んでいこうというコーナーです。第2回目はパリや日本を中心に、世界中で愛されるオーガニックビューティーブランド「SHIGETA PARIS」を主宰する、CHICO SHIGETAさんです!   活動拠点のパリで「もっとも予約の取れないセラピスト」として知られ、その経験や審美眼を製品開発にも宿しながら、オーガニックやビューディーメソッドを幅広く啓蒙しているCHICOさん。2018年からはWebマガジン『Spring Step』編集長としても、ウェルネスの情報を発信されています。何を隠そうずいぶん前からSHIGETAの大ファンだった私。「オイル1本で、こんなにも自分自身を大切にできる、なんて贅沢な時間をくれるプロダクトなんだろう」と、いつか作った方にお会いしてみたいと思っていたら、昨年引き合わせてもらって感動!インタビューでもCHICOさんらしい愛あふれるストーリーをたくさんシェアしてくださいました。 動画はpart3まで、毎週1本づつ更新していきますのでお楽しみに!今回のSTORIESも、皆さんの内に秘めた“WORTHY“に気づく何かのヒントとなりますように。   はじまりは自己肯定感の低さから フランス・パリを拠点に世界各地へと飛び回るスーパーウーマン、それでも忙しさや疲れは微塵も感じさせない、「太陽のような女性」という言葉がぴったりなCHICOさん。 そんな彼女は、私もWE'RTHYを通して伝えたいことの一つ、Self Loveやセルフケアやといった概念が、日本でまだほとんど浸透していなかった頃からずっと、その大切さやヒントを伝えている先駆的存在でもあります。   CHICO「でもね、実をいうと私自身はものすごく自己肯定感が低いタイプだったの(笑)。以前は頑張っても頑張っても『いや、まだまだ足りない、まだまだいける……』っていつも自分を追い込んでばかりいて。でもセラピストとしての経験を深めていくうちにセルフケアの大切さを認識するようになって、自分で自分をねぎらってあげる時間を持つようになったら、あるときにふと、『自分で自分を抱きしめてあげるってこんなに癒されて、ホッとできるんだ、自信にも繋がるんだ』っていう感覚に行き着いて。マッサージをすると『ここが引き締まる』『お肌が美しく艶やかになる』といった効果ももちろんあるけれど、その先に待っているのは自分を大切に思いやって自分に愛を贈ること。さらには一番自分らしい状態に戻れたり、表現力も豊かに、自信にも繋がったり、そうして自分の人生を豊かに充実させていけるんだって。昔の私のように、自分自身に厳しい人ってきっと多いはずだから、皆さんにもセルフケアの大切さを伝えて、自分を愛するからこそ得られる豊かな人生を歩んでもらいたいなって思ったの。」   「体は完璧な一つの宇宙」だから、信頼して委ねるだけでいい いつお会いしても一瞬で元気をもらえて、その場をパッと明るく照らしてくれるCHICOさんだから、きっともともと自信に満ちたパワフルな精神で、だからこそ世界的な活躍をされているのだろうと思っていたけれど、実は自己肯定感が低いところから始まっていたなんて…驚きと共に勇気をもらった。 そのプロセスを認め輝いて歩む中でいっそう、多くの人に自分らしさを認め輝いてほしいと願うようになり、そして何より「人を癒すことに喜びを感じる」というCHICOさん。 それは私がヨガを教えているときに感じる気持ちと同じものだったから深く共感しながら、天性のセラピストとして一人一人に向き合うCHICOさんの想いに、改めても心を動かされました。 CHICO「私は5歳の手習いでマッサージを始めたんです。美容室をしていた母の影響で小さい頃から家族にマッサージをして喜んでもらえるのがすごく嬉しくて、それが私の原点だったの。だからいろいろなお仕事をしている今でも一番好きなのは、やっぱり『体を触ること』。相手の体に触れながら、その人がどうしたら良くなるかだけを考えている時間はすごく瞑想的で、施術中はその人の体が好きで好きでたまらなくて愛情が込み上げてくるくらい。私にとってもその時間が無心になれる心地よいひととき。でも昔はね、 『この人をなんとか良くしてあげたい』っていう思いが強いほど、施術をしたあと自分が疲弊してしまうことも多かったの。けれども経験を積めば積むほど、体ってそれ自体が『一つの宇宙』 として完結していて、疲れやトラブルが現れるのは、ただどこかがちょっとひずんでいるだけなんだって感じれるようになって。その歪みを調整するために私もちょっとお手伝いはするけれど、一番大事なのはその人の体が本来持っている力に『委ねる』ことなんだって気づいたの。それからは『私が良くしてあげよう』ではなく、『相手の体を信頼して委ねる』というスタンスに変えたら、施術中も相手の体の状態がもっとよく分かるようになって、施術後は私まで爽快感を感じて元気になっていい事づくめ。そんな経験から、体に対して最大のリスペクトを持って接するようになったの」   どんなときでも自分の内側にある“Peace of Mind”に繋がれるように CHICOさんが一人一人に向き合うときの、深い愛情と絶対的な信頼感……私がSHIGETAのプロダクトに感じた癒しの魔法は、そんな彼女の想いやスピリットに秘密があったんだと、改めてハッとした。 自然療法から学んだ植物の力の偉大さ、それを見事に調合する彼女のスキルはもちろんだけれど、たとえばおうちでマッサージをしているときも、SHIGETAのオイルが「生きている」ような不思議なぬくもりにも包まれる、あの至福は一体なんだろうって思っていた答えも、CHICOさんがさらりと語ってくれました。   CHICO「そんな風に感じてくれてすごく嬉しい!クライアントさんが私が施術する時だけでなく、ご自身でもケアして心地良い状態を積み重ねいける方法があったらいいなと、セルフケアのメソッドを考えてブレンドオイルも最初は手作りをお裾分けしていたの。それがだんだんと広がって、ブランドを立ち上げるまでに至ったんだけど、商品になってもそこに込めた想いは変わらなくて。例えばボトル1つ1つに『頼むよ』って、まるで私の分身の小人たちを沢山送り出すような気分(笑)使っている植物の力はみんな本当に素晴らしいポテンシャルを持っているから、どこかの誰かのおうちに届いたら、『あなたの力を最大限に発揮してね!』っていう気持ちで贈り出しているの」 そんなCHICOさんのスピリットが込められたオイルだからこそ、使うとこんなにも深い安らぎに包まれるのだと納得。 ふわっとひと呼吸するだけで呼吸が美味しく感じられて、今ここに、この体とともに生きている幸せをより深く味わえて、気がつけば自然とPeace...